映画レビュー「ゴースト・イン・ザ・シェル」   
2017/05/30
By Joe
 
 
こんにちは、ジョーです。お訪ね頂きありがとうございます。
ハリウッドが制作した最近の映画レビューを書きたいと思います。
この作品は、日本の攻殻機動隊に基づいたストーリーで、英語名ではGhost in the Shell( ゴースト・イン・ザ・シェル)と呼ばれます。
 
まずは、アメリカでこの映画に関して物議をかもしていることについて話してみたいと思います。その論争は、中心人物・草薙素子の配役に関するものです。
マンガやアニメの配役は日本人だったところをハリウッドは白人女優のスカーレット・ヨハンソンを起用しました。これはハリウッドが伝統的に人種ごとの役割を決め、彼らの配役に白人を使っていることをアメリカ人が批評としてホワイトウォッシュ(白人化した、白人に媚びた)と呼んでいるものです。
 
原作に登場する人物は、特に日本人のように見えるようには必ずしも描かれているわけでないことを分かってはいるのですが、この作品は日本が舞台です。
また、日本の人達にとっては大した問題ではないということも指摘していたいと思います。日本でテレビ番組や映画をみる際、ほとんどの人が日本人か日系の方々です。しかしながら、アメリカは多様性に富んだ所ですので、人々はそれを反映するような配役を強く要望します。日本人の役どころに白人女優を配役するのは、機会喪失の一つだと言えます。
 
「ゴースト・イン・ザ・シェル」は決して悪い映画ではありません。
映像的には申し分なく、アクション映画としてはかなり中身のある大作です。映画は、映像・セッティング・アクションや脇役など、多くの点で正しく理解されています。とは言っても、根本的な問題があります。
大佐の脚色方法にちょっと納得がいきませんでした。
いや、これは配役の核となる部分と「ゴースト・イン・ザ・シェル」の軸となる哲学とに関連します。ほとんどが理解されていたと言った方が良いのかもしれません。大佐は、いつも冷静で自信に満ちている軍人、むしろ新兵を指導する軍曹タイプです。スカーレットヨハンソンの演技は、元気がなくて、不安を抱えてる感じでした。
 
今日では、このような問題は登場人物の性格と常に起こりうることですが、もっと抑えられていたり、普通はその人物のちょっとした所に現れたりします。(大変面白いことに、バトー役ではきちんと表現されていました。)
中軸となる哲学に関してですが、少佐の細かい生い立ちは全く知らされていませんし、アニメやマンガでほんの少しほのめかされただけでした。 
実際には、彼女の生い立ちはそんなに問題ではないことが肝要なことかもしれませんが、実写版は何をもって人がその映画を単なるアクションシリーズ以上のものにするかの探求でした。
 
再度、同じ内容に触れますが、それらはとても近いところまで行ったのですが、的を外してしまった。( 記憶によって人は作られない、という軸となる考え方を台無しにし、少佐が記憶を取り戻すことによって)更にその上、ストーリーは、社会の大きな背景の中で個々の役割がどうであるべきかを探求し、今回のハリウッド実写版は、少佐が実際はどういう人物であるか内向きに焦点をあてながら問うています。
 
もう一つこの映画で足りないと感じたのは、チームワークの視点とテクノロジーの効果でした。実際、このような部分部分はよくかみ合っています。
9課は、少佐によってまとめ上げられ、そして荒巻(映画ではビートたけしが扮する)が指揮をとっているチームとして描かれています。この映画では、それを見る事ができず、やっと見れたのは2~3の見事なまでのヤマ場でした。
 
私はこの点においてハリウッドは失敗したと感じています。
アクション映画のチーム案は、ハリウッドでは初めてのことではないし(映画「ザファイブハンドレッド」や「ワイルドスピード」を観てください)上手く出来ているし、面白い。
どうしてここで出来ていないのか?
その代わりに、覇気のない少佐やハリウッド用に矮小化された生い立ちに焦点を絞り込まなければならなかったのでしょう。 
 
ハリウッド実写版で強く感じたのは「ゴースト・イン・ザ・シェル」の素晴らしさを支えている貴重な構成部分があって、その理解が表面的なレベルだったという事でした。
オリジナルは、アジア風な視覚的美しさ、展示会ともいえるテクノロジーの数々、未来社会の企業やその社会にある軍国主義的な見地を持っていました。しかし、実写版は、ストーリーにあるべき哲学的な意味、衝撃的なテクノロジーの進歩、そして、そもそも少佐を創り出した社会環境が削られていました。東洋通なムーブメントの再来がいたるところ感じました(そのムーブメントは、表面的なレベルで東洋の文化を崇拝するもの)。アクション映画として視覚的に楽しむだけであれば十分な内容です。
 
仮に自分が「ゴースト・イン・ザ・シェル」実写版を他の呼び方にするならば、ミストオポチュニティーズ(失われた好機!)とします。つまり、ハリウッドは、単なるアクション映画を越え「ゴースト・イン・ザ・シェル」を世界的に有名にした多くの重要な構成部分を損ない、同時にアジア人女優にハリウッドの主演を演じてもらう機会をも逃しました。
 


 

Hero’s Journey ( 英雄の旅 )
2017/04/26
By イッシー
 
今日は、映画ネタでスタートしたいと思います。
スターウォーズ、マトリックス、ロードオブザリング等の冒険系の映画ですが、ご覧になった事はありますか? 
どのヒーロー物語も構造は下記の3部構成になっているのです。
「旅立ち→イニシエーション→帰還」   
これは、神話学者ジョセフキャンベル氏が古今東西の神話や民話に登場する「英雄」たちの冒険を研究して見出しました。
日本おとぎ話の桃太郎もこの理論が当てはまります。
桃太郎が鬼退治を決意し、鬼ヶ島へ出立します。道中、イヌ・サル・キジが仲間になってくれて、鬼ヶ島では鬼との決闘です。戦いに勝利し、郷里に戻ってきます。
 
英語にすると次のようになります。
Hero’s Journey ( 英雄の旅 )
Call to Adventure →Revelation → Return 
 

世界の中のクリエイターたちに多大な影響を与えた神話学者ジョセフキャンベル氏の名著

The Hero with a Thousand faces ( 千の顔をもつ英雄 )
出逢ってから30年というもの、この本は私を魅了し、インスピレーションを与え続けてくれている。 
― ジョージ ルーカス
 
上記のテーマを、更にわかりやすくして当スクールのジョニー講師が昨年の12月にワークショップを行いました。彼はフィルムスクールに行っていたので、プログラムの一つとして上記の理論を習うそうです。
英雄の旅理論は、人間の一人一人にも当てはめてみることができます。今、皆さんの英雄の旅は、どの位置にいるんでしょうか?
 


サイエンスフィクションについて
2017/04/21
By Joe
 
 
To continue on my earlier blog about reading science fiction.
前回のブログに続きサイエンスフィクションについて。
 
 
I mentioned that science fiction authors (some who prefer the term speculative fiction) explore social concepts with advanced technology. To give you a more concrete example, I will talk about one of the books I am currently reading: “Foundation’s Edge” by Isaac Asimov.
 
自分は、サイエンスフィクションの著者達(スペキュレティブフィクションという呼称を好む人もいます)は先端技術で社会概念を探求すると言いました。具体的な例を挙げると、今、自分が読んでいる本の一つですが、アイザックアシモフの著作でファンデーションの彼方へという本がありますが、それについて話したいと思います。
 
 
First, some background about the author. Isaac Asimov was born in the Soviet Union but emigrated to The United States as a child. While working his way through University he began writing science fiction (and was subsequently published). Today, Isaac Asimov is considered to be the Father of Science Fiction. After reading his books, it is not hard to see why. Almost every contemporary science fiction story can trace elements back to one of Asimov’s woks. The Galactic Empire for Star Wars? The idea came from Asimov’s “Foundation Trilogy”, and Asimov was even used by George Lucas as a consultant.
 
まずは、著者のバックグランドについてですが、アイザックアシモフはソビエトに生まれ、子供の時にアメリカに移住しました。大学時代を通じてサイエンスフィクションを書き出しました(その後、出版されました。)。今日、アイザックアシモフはサイエンスフィクションの父と考えられています。彼の本を読むと、その理由が分かるのは難くないです。ほとんどの現代サイエンスフィクション本は彼の作品の一つにたどっている。スターウォーズに出てくる銀河帝国のアイデアは、アシモフのファンデーション三部作に来ています。彼は、ジョージルーカスのコンサルタントでもありました。
 
 

Foundation’s Edge continues after the first Foundation Trilogy, and was written decades after the initial release of the trilogy. What is interesting about the book series as a whole is that it is quite different from most stories that we would consider in the genre of “space opera.” That is, a grand story told in space with many warriors engaged in acts of heroism in grand space battles (think Star Wars, again). In Foundation, almost all of the action happens outside of the story, and what we are shown is how the main characters achieve victory through cunning or guile. They use their brains and knowledge of social events to achieve victory, instead of simply being stronger than their opponent. It is their ability to outsmart the opponent, that makes the Foundation series such compelling reads.  
 
ファンデーションの彼方へは、初版のファンデーション三部作以降ずっと続いています。最初の出版から数十年書かれていました。全体的にそのシリーズ本の面白い点は、スペースオペラのジャンルと考えられる多くのストーリーとかなり異なるところです。つまり、壮大なスケールのストーリーは広大な宇宙の戦いで英雄的な行動をとった多くの戦士を伝えました。ファンデーションでは、ストーリー外でその行動をとり、そこで示されているものは、主役が狡猾に勝利していくものです。 彼らは勝利の為に、単純に相手より強い代わりに知恵を働かせたり、社交行事を通じての知識を使っていきます。裏をかくのが彼らの能力です。それが、ファンデーションシリーズを面白くしている訴求力でもあります。
 
 
◆Vocabulary◆ 
Emigrate   移住する 
Trace back to   さかのぼる たどる  
Through cunning or guile     巧妙さまたは策略を通して
Outsmart   裏をかく
Compelling   説得力のある
 


はじめまして

2017/04/20
By miyo
 
はじめまして。マジェンタ英会話スクール代表 坂本美代です。
 

<マジェンタ> は、
それぞれのカラーが素晴らしく輝いて、最高のカラーになるという意味があります。
 
マジェンタに来た人が自分の可能性に気づき最高の人生を送ることをサポートする目的でオープンしました。 スタッフにも私の思いが始動し始めたのを感じます。
ジョニー講師は、フィルムスクール映像学部を出ていますので、今マジェンタの映像編集は、彼が一手に引き受けてくれています。彼が作業してる時は、生き生きとしています。
また、統括マネージャー石橋は、イベント企画、運営、英語教育のプロフェッショナルですので、今回マジェンタで立ち上げる新たな、月1回の英語の交流イベント「マジェンタクラブ」の企画全てを担当してくれています。英語でクッキングやヨガ、絵画、その他様々な趣味も学べますし、定期的にスクールへ通えないけど英語は必要に迫られているという方々、たとえば販売や飲食業、医療系の方々 にも、月1回寸劇仕立てのイベントクラブとして、英語で楽しく学び仲間も作れるという、今までの英会話スクールにはない場を提供していきます。
この寸劇指導は、大学で演劇を専攻していたマシュー講師がワクワクしています。
その他プレゼンテーション指導を得意とするジョセフ講師もこれからのマジェンタに心ときめいています。
 
 

 
スタッフみんながワクワクしているスクール。
これからは、生徒さんみんなにもワクワクしてもらいたいです!マジェンタのこれからが楽しみです。
カフェ風ラウンジも自由に使えるようにし、Wi-Fiフリー、洋書貸出も自由と、マジェンタに毎日通いたくなるような居心地の良い空間を作り上げました。この場所からエネルギーを得て多くの人に最高の人生を生きる為に飛び立っていって欲しいです。
 
皆様に愛されるマジェンタ英会話スクールになれるように、スタッフ一同精一杯頑張っていきたいと思っておりますので、皆様どうかよろしくお願いします。

そして、この場をお借りしまして、これまで支えてくれた皆様、スタッフに心より感謝申し上げます。
 

Lots of love Miyo Sakamoto

 


最近の趣味

2017/04/14
by joe 
 
Welcome all to the Magenta blog, where we discuss various topics tied to our interests. We try to entertain multiple English language levels here, and my blog is best suited toward our upper-intermediate and advanced level students.
 
マジェンタ英会話スクールのブログにお訪ね頂きいただきありがとうございます。
私たちの興味に沿った様々なトピックについて話していきます。
英語レベルでいうと幅広い読者層に楽しんでもらえるように書きたいと思いますが、一番合うのは中上級または上級者になると思います。
 
 

Today I would like to talk about my current hobby: reading. I am currently reading the genre of science fiction novels, or sci-fi, as it is more commonly known. 

 
今日は自分の最近の趣味について話そうと思います。SF(またはsci-fiとう名称が一般的かもしれません)をよく読んでいます。 
 
 
Actually many authors do not like the term “sci-fi” as it gives too much of a fantastical connotation, like something you would see on Star Trek. These authors like to instead call sci-fi “speculative fiction”. The reason they call it “speculative fiction” comes from the fact that what they are writing is not fantasy, but is grounded in real science. Thus they speculate on what the future would be like by imagining how science and technology will evolve. 

 
ただ、多くの著者はsci-fiという言葉は映画スタートレックで見るような空想的なイメージを持たせすぎるので好きではありません。これらの著者は代わりに”スペキュレティブ フィクション”(思弁的小説)という名称が好きです。それは、科学的根拠に基づいて書いている理由からですが、彼らは、科学技術がどのように進化するかを想像しながら未来を推論します。
 
 
Many times, the kind of stories they write explore a real element of human society and twist it into the direction of how that element might be different because of new technology or new discoveries (for example, alien life).
 
多くの場合、彼らが書くストーリーは人間社会の本質的な要素を探求し、新しい技術や発見によってその要素がどのように変わっていくか、展開していきます。
 
 
For a modern example, think about how much our lives have changed since the introduction of smart phones. Technology can drastically change the shape of society and human behavior. Speculative fiction authors try to show how our lives can change. At the same time, they can also inspire a new generation of scientists into achieving something from their favorite books.

 
現代を例にしてみますと、スマートフォンの出現によってどれだけ私達の生活が変わったのでしょうか。技術は、社会・人間・生活様式を劇的に変えることができます。スペキュレティブ フィクション(思弁的小説)の著者は、どのように私たちの生活が変化するかを示そうとしています。同時に、彼らは新世代の科学者に彼らの好きな著作から何か功績を立てようとすることに鼓舞することもできます。
 
 
◆Vocabulary◆ 
Be grounded in       基づいている
Speculate       推測する     
Twist into      (~を)より合わせて(~に)する 


マスクの効果??

2017/03/28
by Mathew 
 
A student of mine who is a nurse told me today that she had never had flu! Around forty years working in hospitals and no flu! What!? 
 
生徒さんの一人に看護師さんがいらっしゃいます。今までに病院に勤務しながらも40年間で一度もインフルエンザにかかったことがないとか。何?!


 
Having had the flu a lot myself, I took great interest. “Do you get a flu shot?” I asked. 
“Never,” she replied. My curiosity growing further.
 
自身、インフルエンザにはよくかかっていたので、とっても興味が湧いてきて「予防注射を受けるの?」と尋ねると「一度もない」との返事。さらに興味が湧いてきました。
 
 
“I thought that all medical staff had to get a flu shot” I offered. Anyway, I asked her if she wore a mask and she said that she always did. 
 
「医療関係者はみんな予防接種をしなきゃいけないのかと思ってた」と言いました。
とにかく、マスクをつけていたのかどうかを尋ねると、いつも着けていたと言っていました。
 
 

During that week, my son had gotten the flu himself and I had been wearing a mask, too. While I was wearing it I felt somehow protected, even though I knew that any virus could probably break through its defences. 
 
その週、子供がちょうどインフルエンザにかかっていた時、僕はマスクをつけていましたが、ウィルスがマスクをと通り抜けてくるとは知っているものの、何かウィルスから守られている感じがしました。
 
 
While talking to my student, I realised that maybe she had been experiencing the same thing as me, except, in her case, for around forty years! Was the mask the reason she had not gotten flu? I then asked her if she went to work, what would she do if she forgot her mask or there was no mask available. A look of panic crossed her face. 
 
彼女と話している間に多分、彼女は自分と同じ事をしてきたのだろうと理解しました。
ただ、彼女の場合40年間を除くけどね! 
彼女がインフルエンザにならなかったのはマスクのお陰だったのでしょうか?仕事にいくときにもし、マスクを忘れたり、マスクがなかったりしたらどうする?と尋ねました。すると動揺の表情が顔に浮かびました。
 
 
Then it hit me. She believes in the power of the mask! Just as I myself had been trusting that piece of white material to do the job for me and keep me safe and healthy this week. Could it be some kind of placebo effect at work? I am sure there are other factors at play such as washing your hands, using alcohol spray, not picking your nose, just being plain old lucky.
 
ピンときました。彼女はマスクのパワーを信じていたのです。ちょうど自分がこの1つの白い生地(マスク)が頑張ってくれていて、安全で、今週も健康でいられると信じきっているのと同じなんだなと。プラシーボ効果のようなものが作用しているのかな?
手を洗うとか、アルコール消毒スプレーを使ったりするとか、鼻をほじらないとか、単にラッキーというような他の要因が絶対にあるとは思うんだけどね。
 
 
I guess we’ll never know, but it is worth considering. Do things like masks give us that little bit of assurance or peace of mind which may stop viruses such as flu?
Can the power of belief, a wholly mental function, give us some physical benefit?
 
私達には決してわからないことかもしれないけど、塾考してみる価値はあると思うんです。
マスク等のようなものがインフルエンザのようなウイルスを止めてくれるかもしれないという安らぎや安心感を私達に与えてくれるのかな?
信じる力や統合的な精神機能が私達に肉体的利点をもたらすのかな?
 
 
I’m stumped. It does seem a bit crazy doesn’t it? I mean I am not going to wear a mask more than I do now as I don’t like the smell of them. They smell like ‘hospital’ to me. Anyway, thank you masks for doing whatever you do! 
 
ん〜、もう参りました。ちょっとクレイジー気味かな?
自分的には今以上にマスクを使うことはないと思うけどね。だって、匂いが苦手なんだよね。病院の匂いがするからね。
何はともあれ、マスクさん色々とお世話いただきありがとう!
 
 
◆Vocabulary◆ 
Have (the)flu         インフルエンザにかかる
Get a flu shot     インフルエンザの予防注射を受ける
Wear a mask      マスクをつける
Cross one’s face        ~が思い浮かぶ。
It hit me       ピンとくる。
I’ m stumped.     もう、お手上げです。